ガラスフィルムがよくわかる!


1.ガラスフィルムの構造

ガラスフィルムの構造は、ベースのポリエステルフィルムとそれをガラスに密着させる強力な粘着材の組み合わせが基本です。
粘着材には紫外線を通さない特殊な材質を使用しています。

この基本構造に、フィルム表面が傷つかないように耐磨耗性ハードコート層を加えたものが「スコッチティント™ ガラスフィルム 飛散防止フィルム SH2CLAR」です。

さらに、使用目的に応じて日射熱をカットする金属の特殊な薄い膜を加えたり、とても薄いポリエステルフィルムを数十層も重ねた破れにくいフィルムを使用したりして、スコッチティント™ウインドウフィルムは幅広いバリエーションを展開しています。

ガラスフィルムの構造イメージ

2.ガラスフィルムの機能

2-1.ガラスの飛散防止


スコッチティント™ガラスフィルム 飛散防止フィルムは、破れにくいポリエステルフィルムが強力な粘着材でガラスに密着します。
ガラスが割れてもフィルムが貼り付いたままなので、ガラス片の飛散を防ぎます。

飛散防止フィルムは、日本工業規格の「JIS A5759」で定めた飛散防止性能試験(A法・B法)をクリアしています。

ガラスフィルムは防犯にも

大部分のガラスが飛散
一般的な透明ガラスは、ゆがみが大きくなるとはじけ飛ぶように割れて、鋭い破片が5m以上も飛び散りました。

 

飛散防止フィルムが破片を離さない
飛散防止フィルムを貼ったガラスは、割れてもフィルムが破片の飛散を防ぎ、細かいかけらが少し下に落ちただけでした。


2-2.日射しの暑さをやわらげる (省エネルギー効果)

日射しの暑さをやわらげる (省エネルギー効果)
日射の熱をさえぎって、室温の上昇を抑えます。そのためエアコンの冷房効率が良くなるので、消費電力を減らすことができます。
CO2の排出量を削減できるため、地球温暖化防止に役立ちます。

日射しの熱をさえぎる性能が高い製品を探す場合は、

  • 遮蔽係数の値が小さい
  • 日射透過率が低い
ものを選びます。

暗くしないで暑さをやわらげる製品は

  • 遮蔽係数の値が小さい
  • 可視光線透過率が50%以上ある
ものを選びます。
ガラスフィルムの省エネ効果
金属膜の反射がない製品はより自然な視界が保てます。
  •  Nano 70S
  • ピュアリフレ



2-3.まぶしい日射しをおさえる

日射しをやわらげて窓際のまぶしさを改善します。

可視光線透過率が低い製品ほど、まぶしさをおさえます。

2-4.ガラス窓の防犯

「ガラス破り」による侵入被害を防止するために、5分以上ガラス破りを試みても手が入るほど大きな穴を開けられない防犯建物部品です。

ガラス破りに5分以上耐える防犯建物部品
  • ULTRA2200-A
  • SH15CLAR-A

  • 2-5.ガラスの貫通事故を防ぐ

    「スコッチティント™ガラスフィルム スーパーレイヤーは、飛散防止フィルムが破けてしまうほどの強い衝撃にも十分に耐えます。

    • 突風、爆風や飛来物の衝突
    • 人体衝突
    等によるガラスの貫通事故を防ぎます。

    成人が衝突しても貫通しない強度を持つ

    • ULTRA600

    2-6.紫外線をカットする

    有害とされるUV-A, UV-Bを含む紫外線を99%以上カットします。家具・調度の紫外線による褪色を抑制します。

    スコッチティント™ガラスフィルムは、全製品が紫外線を99%以上カットします。


    2-7.日中の室内を目隠しする

    日中は、屋外からの視線をさえぎり室内を見えにくくします。

    可視光線反射率の高い製品ほど視線をさえぎる効果が高くなります。


    2-8.窓ガラスの意匠性向上 (リニューアルに効果的)

    シルバー、アンバー、スモークなど豊富なカラーバリエーションがガラスの外観に統一感を与え、建物の印象を変えることができます。


    2-9.暖房の熱を逃げにくくする

    LE35AMARの“断熱”機能は、暖房の熱を屋外に逃げにくくする働きです。窓の結露も抑制します。

    熱貫流率の値が低いほど冬の暖房熱を屋外に逃がしにくくなります。

     

    ガラスフィルムは結露も抑えます

    2-10.あかりに寄ってくる虫を減らす (HACCP対応に)

    虫を引き寄せる近紫外線領域をシャープにカット。虫にはあかりが見えにくくなるので、飛来数が減少します。
    薬剤を使わず、フィルムが光をコントロールして防虫効果を発揮します。

    • 透明な防虫フィルム+「飛散防止」 : ムシクリアー™ 防虫フィルム
    • 「防虫」+「日照調整」+「飛散防止」 : ピュアリフレ
    • 「防虫」+「日照調整」+「飛散防止」 : シルバー18AR
    • 「防虫」+「飛散防止」 : SH2CLX (外貼可)
    ガラスフィルムの防虫効果ムシクリアー™ 防虫フィルムを貼った電撃殺虫器に捕らえられた虫は明らかに少なくなっている。



    3.ガラスフィルムを選ぶときのポイント

    「2.ガラスフィルムの機能」でご紹介したように、スコッチティント™ ガラスフィルムには様々な機能があります。
    目的の機能を持つフィルムが何点もある場合、その中から最も適した製品を選ぶためには、フィルムの【仕様一覧】の光学特性の値を見てください。
    日射をどれくらい反射・透過・吸収するか、可視光線(人に見える光)を反射・透過する割合はどうか、などの光学特性の数値を比較することで製品を絞り込むことができます。

    ガラスフィルムを選ぶときのポイントイメージ
    遮蔽係数 値が低いほど、冷房負荷の低減に効果があります。
    日差しを遮る効果を見る指標です。
    3mm厚透明ガラスが透過する日射量を1.00とします。それと比較して、フィルムを貼った6mm厚透明ガラスを透過して室内に入る日射量の割合を%で表示します。
    値が低いほど遮蔽効果が高く、冷房負荷の低減に効果があります。

    日射 透過率 値が低いほど、冷房負荷の低減に効果があります。
    太陽光が、フィルムを貼った6mm厚透明ガラスを透過して室内に入る割合を測定した値です。
    値が低いほど遮蔽効果が高く、冷房負荷の低減に効果があります。

    日射 吸収率 値が高いほど、ガラスの熱割れの可能性が大きくなります。
    太陽光が、フィルムを貼った6mm厚透明ガラスに吸収される割合を測定した値です。
    値が高いほどガラスの温度が上がりやすくなり、ガラスの熱割れの可能性が大きくなります。

    日射 反射率  
    太陽光が、フィルムを貼った6mm厚透明ガラスに反射する割合を測定した値です。
    値が大きい製品は、熱線反射タイプです。

    可視光線 透過率 室内に入る明るさを表します。50%以上あれば暗くなった感じがしません。
    可視光線(人に見える光)が、フィルムを貼った6mm厚透明ガラスを透過して室内に入る割合を測定した値です。
    室内に入る明るさを表します。50%以上の値であれば暗くなった感じがしないと言われ、高くなるほど透明度が増します。

    紫外線 透過率 スコッチティント™ ウインドウフィルムは紫外線を99%以上カットします。
    スコッチティント™ ウインドウフィルムを貼ると、透過する紫外線は1%以下になります。
    紫外線による家具・調度の色褪せを抑制できます。

    熱貫流率 値が低いほど、暖房熱が屋外へ逃げるのを防ぎます。
    室内外の温度差に起因する熱の逃げやすさを見る指標です。温度差が1℃ある時、面積1m²あたり1時間に抜けていく熱量を表しています。
    値が低いほど断熱効果が高く、暖房熱がガラスを通して屋外へ逃げるのを防ぐ効果があります。







    ガラスフィルムはマックコーポレーション 有限会社マックコーポレーション
    〒565-0826大阪府吹田市山田西2-1-16-301
    TEL:06-6816-9177 FAX:06-6816-9188